小さな幸せ?(ホノルルマラソン)
家族5人でホノルルマラソンに参加し完走した時のことです。
ホノルルマラソンは、スタート地点とゴール地点がかなり離れているので、宿泊するホテルの位置がどこにあるかが重要な問題となります。
ホノルルは、マラソンをするには暑いので、ホノルルマラソンは、早朝の5時にはスタートします。
私達のツアーの宿泊ホテルは、ゴール地点に近かったので、ゴールしてから歩いて帰ることができましたが、スタートは大変でした。
宿泊ホテルからスタート地点まで行くには、マラソン参加用の特別手配のバスが用意されていましたが、なんと夜中の1時過ぎにはホテルを出発するとのことで、夜中の0時頃には起床し、簡単な食事をしてバスに乗りました。
バスは、各ホテルとスタート地点との間を往復するらしいので、私達は最初の時間のバスに乗せられたのではないかと思います。
スタート地点には、スタート時間よりも3時間半も前に到着してしまい、追加の食事をしたり、準備体操をしたりしましたが、未だ暗いので、ほとんど広場で座って待っているだけでした。
でも、スタート時刻が近づくと、大勢の人が次々と集まり、スタートラインの後ろには長い大行列ができ、緊張感がでてきました。
スタート時は、未だ暗いので、スタートの開始を示す花火が非常にきれいに見えました。花火を通常の花火見物としてでなく、初マラソンを祝ってくれているような感じを受けて良いものだと実感しました。
実は、スタートが始まっても、スタートラインから順にスタートするので、スタート地点からかなり離れている者は、前に進むことができず、花火を充分に鑑賞することができるのです。
スタート地点に達したのは、スタートが始まってから、18分位後でしたが (42,195㎞以上走ることになります)、人生での遅すぎた最初のマラソンがこれから始まるのだと多少の興奮を感じました。
でも、その興奮は、スタート地点からウォーキングをしている多数のグループ(実力どおりに遅くスタートすべき、マナー違反)に邪魔されて、ジグザグ状に走らなければ、追い抜けないことと、家族がトイレのために離ればなれになったことのために、消えてしまいました。
家族5人のうち、2人はサブスリーランナーのため、初めから早くスタートし、他の3人はほぼ同程度の走力のため、一緒にスタートし、一緒にゴールする予定だったのですが、夜中の起床のため、体調異変が生じ、2度も別々にトイレに行くこととなり、別れてしまいました。
一人だけの初マラソンは、太陽の上昇とともに始まった暑さと、最初にジグザグ状に走った疲れのために、30㎞前後では脚が痙攣寸前の状態となってしまい、走ったり、歩いたりの状態となってしまいました。
その疲れの時に、ダイアモンドヘッドのきつい登り坂があり、多数の人が黙々と歩いている状態であり、一番苦しいときでした。
でも、歩いたために、脚が多少なりとも回復し、登り坂の頂上からは、走って下ることができるようになり、多数の応援のあるゴール付近の直線道路では、元気に追い抜きができる位の状態でゴールすることができ、感激しました。
ゴールでは、写真が撮られるので、顔を上げて笑顔でゴールすれば良いのですが、忘れてしまい、一目散にゴールしてしまいました。
全く余裕がなかったのです。でも私にとっては、貴重な幸せな経験でした。

